2011/6/21
100歳おめでとうございます!!
入所介護部の浦部です。
僕の仕事の一つに「研修の企画・実施」というものがあります。
研修テーマは挙げるとキリがないのですが、介護職員として必要な知識や考え方を得るために内容を作成します。
例えば「コミュニケーションについて」の研修を行おうと資料を作ります。
すると「コミュニケーション」というものに付随する様々な事柄が挙がり、収拾がつかなくなります。
もう少しテーマをしっかり絞れば、整理ができると思うんですが、僕の場合、テーマを絞っても収拾がつかなくなります。
研修のことに限らず煮詰まって、考えがまとまらない、というか何も考えれなくなった時に読む本があります。
高口光子さんの「認知症介護びっくり日記」という本です。
この本には認知症ケアについてや、介護の基礎的な知識・考え方、どの施設の現場でも起っているだろう現状とそれを打破する過程。
その過程で生まれる人間臭いやりとり
ご本人様やご家族様を含め「介護」に携わる全ての人が抱える悩みや喜び
人間観
etc..
介護という仕事をしていればみんながぶつかるであろう様々な事に触れています。
そして、それらが「読み物」として成立していてサクサク読める内容になっています。
あと、介護に関する本なので業務中に読んでいても怒られないという利点があります。
何もそんな時まで介護の本を読まなくてもと思いますが、この本を読むと色んなことが整理されたり、「もうちょっと頑張ってみよう」と思わせてくれます。
自分自身を「リセットする」「リフレッシュする」ものというか、ツールが多ければ多いほど自分を擦り減らさずにいられるのかなと思います。
あ、
高口先生、本の宣伝しといたんで!!