2012/12/12
そろそろクリスマス!!
毎年恒例の行事である「流しそうめん」を今年も行いました。
そうめんを流すとゆを中央に両サイドに利用者様に並んで頂き、順番に流したそうめんをお箸で掴んで頂きます。
上手にお箸を使って、そうめんを取られる方もいれば、なかなか上手く取れない方もいます。
ゆっくり流したり、その方の前でそうめんが止まるように流水を調整します。
その方の目の前で止まるそうめんを、「ラッキーそうめん」と呼んでみたり、
「○○さん、いくよ~」と、そうめんを流したら、その方の手前の方が取ってしまったりと
皆さんでわいわいと行いました。
中には条件反射のように、流れてきたら取ってしまわれる方もおられ、その方が食べている間に「○○さん!今のうちにいくよ!」とその方へ流したりしました。
今では恒例行事となりましたが、初めて行った時にとても驚いたのが、
認知症が深い方の反応が良かった
ということです。
今まで様々な行事を考え、行ってきましたが、いつも課題になるのは認知症の方が「あまり楽しんでおられない」ということでした。
季節感、反射を促す、体を動かす、そうめんが食える
様々な要因が重なってのことだとは思いますが、これからも続けていき、認知症の深い方は勿論、どの利用者様にも楽しんで頂ければと思っています。