この前まで寒かったと思えば、今はもうこの暑さ・・・ トロけそうやねぇ 暑さに負けず頑張っていきましょ 東北の震災以来、いろんなことがあった。 原発問題、放射能汚染、復興相の辞任、節電、九電のウソ、復興支援に励む人々、レディ・ガガの来日、etc・・・。 そして最近、福島県で放射能汚染されたわらを食べた牛の肉が出荷されてしまった問題。必死に回収作業にあたっているそうだが、ニュース、報道を見てたら、私だけなのかも知れないが、なんだか福島の人が悪者のように解釈してしまう。報道の仕方に問題があるのか、受け取り方に問題があるのかはわからないが、この牛を人が食しておいしいよう、毎日毎日、雨の日も風の日も、寒い日も暑い日も、朝早くから夜遅くまで命がけでこの命を育むために労を尽くしている人々がいることを忘れてはいけない。この人たちは何もわるくない。もしこの肉がここにあるのなら、牛を育てた農夫、育ってくれた牛に感謝し、手を合わせ食べようとさえ思う。震災に関しては誰のせいでもない、自然現象である。ただ、放射能に関しては自然現象では片付けられず、なんとなく腑に落ちないのは私だけだろうか? この原発問題に関してはいろんな物議を醸し出している。原発反対運動やその傍らで原発がなければ生きていけない人、原発があるが故に生きていく希望を失いかけている人、失ってしまった人、原発で甘い蜜を吸っているだろうお偉いさん、そのことでバラバラになってる国民が選んだヒーローたち(国会議員)、どうしていいか分からないがせっかく登りつめた頂上をなかなか下りようとしない総理大臣さん、様々で非常にシビアな問題である。 もちろん、今の日本の生活にとって必要不可欠な電気、そのもととなる電力供給源の大きな役割を担っている原子力発電所。 今回のような事故が起こった時、脅威となる原発、放射能、もしかしたらいらないのかもしれない。しかし失くした後の電力供給源が確保できない現状、それほどの電力を原発に頼り切っていた今日の日本。 失くせば、止めれば済む問題じゃないだろ、もっと、もっと考えろ、あれほど安全って言ってたんじゃないのか、全部ウソだったんやね・・・。 でも私は節電をします。この国が好きだから、世界中の不遇な環境に置かれている国の人々をみて、日本に生まれてきてよかったと思ったことがあるから、少しでも役に立てるのなら・・・。 だからもうウソはやめようよ・・・。 しかし、この舵取りのいない泥船はどこに向かっているのだろう・・・。 最後にわたくしの大好きなリスペクトしているアーティストである長渕剛の、今回の震災に対しての思いを書いている散文詩を紹介したいと思います。

 復興 憎い 憎い 私は 自然が憎い 憎い 憎い 私は 海が憎い たわむれ 優しく 大きく 父のような海だったのに 恐くて憎くて たまらない 許せない 絶対に許さない こんなに あなたを 愛して 生きてきたのに なぜ 海よ あなたは 私たちを壊す? なぜ 何もかも奪い去る? なぜ こんなにひどい事をする? 私たちが 何をした? 私たちの営みは 先人たちの教えを守り 繁栄に あぐらなど かかず せっせせっせと汗水唾らし 大地と海に敬礼し漁に出た 畑も耕した 陽が沈む水平線に しあわせの涙を少しだけ流し ささやかな営みに 家族と笑い 白き鳥のさえずりを追いかけ 嘘をつかずに懸命に生きてきた なのに海よ なぜにあなたは私から全てを奪った? 私たちが狂ったのか 全て悪いのは私たちなのか いいや! ちがう! 決してちがう! 私は言おう 地球よ 貴様が狂っている あなたが 狂っている あなたに わかるか? あなたに私の想いがわかるか? 小高い丘の上から ただそれを見つめることしかできなかった無力な私の想いを 私たちの親が… 友人が… そして 愛する我が子が… 犬の太郎も家も机も写真も何もかも 貴様が犯した濁流に飲み込まれた 私は… 私には… そんな私の想いに海よ あなたは何と答えてくれるのですか 海よ 貴様は どう答えてくれる? どう答えるかと聞いているんだ! そうやって ただ黙り 何もなかったように今日もおだやかをよそおっている はっきり言おう いいか 海よ 私たちは貴様から決して逃げはしない 私たちは連帯という武器を今 首にかけ 静まりかえった貴様のふところへ 壊れた船であろうとも さらに両の手で漕いで生く 私たち人間の力をみくびると ただではおかない そして さらに 私たちは強固な絆を結び まもなく立ち上がる そして叫ぶ 家族を返せ! 友を返せ! 家を返せ! ふるさとを返せ! 犠牲になった命の破片を 高らかな怒りの帆に吹き付け 今 狩りに出かける 自然よ 海よ 大地よ 空よ 覚えておくがいい 俺たち漁師は 貴様が思っているほど弱くはない 私たち農夫は 貴様が思っているほど軟ではない 屈強な精神と肉体に まもなく「覚悟」を宿らせる そして怒る わめく 叫びちらすのだ 『生きる覚悟があるのだ!』と 一国心中などなるものか! 今こそ このむごたらしい現実を直視したからには 瞳をそらさず ゆっくり立ちのぼってくる生き物の息吹に手を打ちならそう どんなにささやかでもいい 勇気ある小さな者たちを どんどんグングンたたえるのだ 共に拳が上がったら 一目散に駆け上がれ 生存せよ!の方向へ駆け上がり 立ち向かうのだ たとえ それが自然という憎き相手でも 私たちは決してひるまない 憎くても 怖くても 許せなくても それでも 私たちは あの場所を この国を 愛してやまないのだから 音楽家 長渕 剛 

エース

Related

関連記事

  • 2013/2/4

    今日のお献立 ~ 節分 ~

  • 2012/10/22

    綺麗な作品

  • 2012/3/14

    季節先取り♪

New

新着記事

  • 2025/4/25

    🍫チョコマーブルパウンドケーキ🍫

  • 2025/4/23

    介護課1階 チャイナ飲茶パーティー🐼

  • 2025/4/17

    🍓特養1階 誕生日会 4月🍓

ブログTOP

Contact

施設やサービスについてご不明な点がございましたら
こちらからお問い合わせください。