2021/9/4
週一回の言語聴覚士
こんにちは。介護老人保健施設ふじいでらのリハビリテーション課です。
7月7日よりリハビリ課に理学療法学科の学生さんが臨床実習に来ています。
今までは評価実習といって約3週間の実習などを引き受けていましたが、
久しぶりに臨床実習(8週間)を引き受けました。
自分も昔は実習生でしたし、将来理学療法士にになるためには避けては通れない道です。
自分が実習生の時代は、過酷でした。睡眠時間も少ないし、症例レポートもまとめないといけないし、
課題も多く、とても辛かったのを覚えています。(環状線を寝てしまい乗り過ごして、2週したこともあります)
もちろん楽しかったり嬉しかったりと、良いイメージは思い出としてありますが、
二度と行きたくないですね。
そして、今の臨床実習の形態は変わり、実習生を指導するためには、ある程度の臨床経験が必要で、
臨床実習指導者講習会という二日間の講習を受けないといけません。
その中で、今までの臨床実習の形態ではなく、新たな考え方として
『クリニカル・クラークシップ』『診療参加型臨床実習』に変わっています。
これが、よくできた内容で、学生さんにとっては、とても良いことだと思います。
指導する方は大変ですが、リハビリ課のみんなでサポートし合い、頑張っていきたいと思います。
そして、7月4日にこの『クリニカル・クラークシップ』の勉強会を実施いたしました。
勉強会資料の表紙です。
内容は伝達講習です。今回、受講した講習はBasicコースのため、Advanceコース、Masterコースまで目指そうと思います。
Masterコースまで受講すれば、臨床実習指導者のスーパーバイズができます。
つまり、どういうことなんでしょう?
とりあえず役に立ちそうな気がします。
そして、令和8年度には、たくさんの学生さんがいろいろな学校(大学)から来てくれます。
実習を引き受けるメリットはいろいろありますが、
まずは、将来の理学療法士を育てることが、我々理学療法士に求められることです。
そして、日々の臨床を見つめ直し、学生さんに分かりやすく説明するために、思考過程を言語化する。
言語化することで、日々の臨床推論能力を成長させることができますので、指導者も成長できるということです。
そして、そして、実習で学んでくれた学生さんが老健ふじいでらで働きたいと思ってくれて、
就職してくれたら最高ですね。
そんなことを想像しながら、リハビリテーション課も日々成長していきたいと思います。