2008/4/26
活動的な春になりました!!
相談部 辰巳です。
突然ですが、僕の最近考えている事を少し。
学校の教科書や辞書に載っている事って、
誰かが初めに
「これってなんやろう?」
「これってどういう事?」
「これを表現する為にはどうすればいいんやろう?」
って考えて、
「あっ、そういう事か!」
「こうすればいいんや!」
「こういうふうにすれば表現できるわ!」
って思いついて証明出来た事の集まりなわけです。
例えば、
『10個のものを5人で分けたら1人何個もらえるか』
っていう事を表現するのはどうすべきか?
って考えた人がいるから、
『割る』という事を『÷』で表現すればいいんや!
っていうところに至る事が出来たわけです。
それがあって、
10個 ÷ 5人 = 2個 → 1人につき2個づつもらえる
っていう式が成り立って、
誰もが使う事の出来る『割り算』というものが
生まれる事になるんです。
人類の歴史が始まったと同時に
教科書や辞書があったわけじゃなく、
いろんな人のいろんな「?」と「!」があって、
教科書や辞書に載っている『事実』が
ひとつひとつ生まれていったわけです。
長い前振りになりましたが、
だからこそぼくは仕事をしていく上で
日頃感じる「?」を大事にしたいと思います。
「なんでこうなってるんやろう?」
「これはなんなんやろう?」
「どうしたらこういう事になるんやろう?」
ひとつの「?」に対して、
真剣に考えて紐解いていって
「!」にまでたどり着いたという事は、
仕事上での疑問点・問題点に対する改善案が
ひとつ考えついたという事になります。
結果としてその案が上手くいかなかったとしても、
それを除外して別の案を考えるというところには辿り着けます。
この連続が業務改善というものだと考えます。
「?」がないと「!」は生まれない。
だからこそ今ある常識とされている事にも、
常に「?」を感じる事の出来る感性を磨き続けたいと思います。