2012.11.22

ジョジョの奇妙な冒険

メルヴェイユ 介護チーフ 

  僕が子供の頃から愛読しているマンガに 『ジョジョの奇妙な冒険』という作品があります。 連載開始から25年を経ていながら全く色あせる事なく、 先の読めないストーリー展開や斬新な表現方法、 魅力的な登場人物の数々など、 多くの読者の心をわし掴みにして離さない『ジョジョ』が 他の作品に与えた影響は計り知れないものがあります。 そんな『ジョジョ』のいろいろな魅力の中でも、 僕が特に影響を受けているのが作中の登場人物のセリフです。 気持ちが落ち込んだり、仕事で難しい選択を迫られた時などに、 『ジョジョ』に出てきたセリフからヒントを得る事で 前向きに考える事が出来たり、問題を解決出来たりした事が 幾度となくあります。 そんな中からひとつ、ここでご紹介したいと思います。 ~ とあるレストランのテラス席にて ~ 警察官がしゃがみ込んで割れたワイン瓶の破片を ひとつひとつピンセットで集めてジグソーパズルのように、 元の形になるように並べている。 それを見ていた人が警察官に何をしているのか尋ねると、 この向かい側の歩道で強盗があり、 犯人は被害者をワイン瓶で殴ったとの事。 歩道に破片は飛び散っているものの、 殴った時に握っていた部分が見当たらないから レストランの空き瓶置き場にあるんじゃないかと思って探している。 握っていたところから犯人の指紋が取れるかも知れないから、 割れているワイン瓶の破片を並べているという。 それを聞いた人が 「もし指紋が見つからなかったらどうするのか?」 「もし見つかったとしても、  犯人がずる賢い弁護士とかをつけて無罪になったらどうするのか?」 「何を思ってこんな苦労を背負い込んでるのか?」 と質問した際にその警察官が言ったセリフ。   わたしは結果だけを求めていない。   結果だけを求めていると人は近道をしたがるものだ。   近道した時、真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。     大切なのは真実に向かおうとする意志だと思っている。      向かおうとする意志さえあればたとえ今回は犯人が逃げたとしても   いつかはたどり着くだろう?   向かっているわけだからな                   『ジョジョの奇妙な冒険 第5部より』 なかなか自分のやっている事が上手くいかない時、 大変な問題に直面した時、 僕の頭の中にいつもこの言葉が浮かんできて 客観的に判断が出来る精神状態になれる事がよくあります。 僕の人生に大きな影響を与えている『ジョジョの奇妙な冒険』。 興味のある方は是非。   

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