2021.09.11

ツバメ去る季節

入所介護 

「チュピチュピチュピチュルルル~」 あの爽やかな甲高いさえずり。

照りつける夏の大空を自由に美しく飛翔するツバメの姿も少なくなり

しんみりと夏の終りの淋しさ感じます。

皆さまはどのような時に夏の終り、秋の初めを感じますでしょうか? 

春から晩夏までを日本で過ごした後、9月に入るとツバメのほとんどが集団

で大海原を渡り、幾多なる危険と苦難をともなう長い空の旅を重ねながら


ベトナムやタイ、インドネシアなどの東南アジア諸国にある南国の楽園を

目指すようです。

初夏の頃、職場の施設敷地内で見た懸命に巣作りしヒナへ給餌する親燕の姿。


 「向こうの電線にいるの、何の鳥やろう?」と窓の外を眺めている利用者様
に聞かれ始まった燕談義の楽しい時間。


そうした日常のささやかな瞬間が懐かしく思い出され、旅立つツバメに

深い愛情を感じるこの頃です。

日々の情緒に温かく触れる一滴一滴を丁寧に掬い、味わうこと。

私の小さな幸福論です。

皆様、また来年、ツバメの飛来を一緒に祝福しましょう

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