2009/3/12
デイより
とても現場に則した内容で、フードケアさんからご提供いただいた嚥下困難食のゼリーや、やわらかおかきを使用し、実際口の中で食べ物がどういった形で食塊を形成し嚥下に至っているのか?等、とてもわかりやすい説明をしていただきました。
目をつむっているご利用者役の職員と、介護職員役に分かれて実践研修。
スプーンを口の横から差し込まれるととても食べにくいです。口と直角になるように食事介助をすることで、とても食べやすいのと、舌の中心に食べ物が乗ることで目をつむっていても口に入ってる事の認識がしやすくなります。
前提として、まずは声掛けが必要ですけどね。いきなり無言で口の中に何かを入れられると「え!!」という感じでびっくりして余計に飲み込むタイミングがわからなくなりむせてしまいます。
また、むせている方に対して背中をタッピングすることは禁忌です。余計に誤嚥を起こしてしまうので、できるだけむせて頂くということも重要だそうです。
むせている人を見たら思わず、背中を軽く叩きたくなりますがそれは逆効果ということです。
今回の研修は、メルヴェイユ吹田とフェリーチェ吹田の職員合同で行いました。
各施設での研修も色々行っております。日々職員の知識向上を図り、よりよいサービス提供へとつなげていきたいと思っております。