2020/9/27
母の味
92歳のK様は、お隣の県から
娘様のいる大阪へ引っ越して来られましたが
大阪へ来た当初は病院へ行く以外は外出もほとんどされず、
1日中ご自宅にいることが多かったので
生活リズムが夜型になっていて娘様が心配されていました。
そこで、生活リズムを整えるために
週2回のデイサービスのご利用をご提案しました。
デイサービスのご利用を始めてから
K様はあっという間にお友達をたくさん作られて
デイサービスのご利用も
「学校に来ているみたいで楽しいです」
と、いろんなレクリエーションに積極的に
取り組まれていました。
ですが、夜型の生活リズムはなかなか改善されず
ご家族がその生活に
少し負担を感じておられるように感じられたため
デイサービスのご利用を週3回に増やしてみてはと
ご提案しました。
デイサービスのご利用を増やされてから、
生活リズムは徐々に改善され
K様もご家族様も元気に過ごされています。
現在は月に1度、2泊3日程度のショートステイも
併せてご利用されています。
次回のショートステイご利用の際は
納涼祭の日なので、今から
「ビールが飲めるみたいで、おいしくてたくさん飲んでしまいそう」
と心待ちにされておられます。
ご自宅にたくさん飾られている
お孫さんやひ孫さんの写真を拝見すると
ご家族みんなで助け合って
仲良く過ごされている様子が伺えます。
Kさまは
「できるだけ娘夫婦や周りに迷惑をかけないように、
自分のことは自分でできるように頑張っています」
とおっしゃり、ご家族様は
「今のように楽しくデイサービスやお泊りに行きながら、
元気に100歳のお祝をしたいと思っています」
とおっしゃっています。
担当ケアマネージャーとして
これからもK様とご家族様が元気に
末長く過ごすことができるように
微力ながらお手伝いさせていただきたいと思っています。