2009.01.23

居宅介護支援事業所より

きずり逢花苑 居宅 

 

ややこしい天候が続きますね。この季節の病気の予防策は色々あると思いますが、何より日頃から「こもらず、冷やさず、乾かさず」で行きたいですね。

 さて、今回は介護という(介護を受ける当事者を含めた)共同作業の性質を、ガラスコップにたとえてお伝えしてみたいと思います。

 ガラスコップは、上から見ると丸く目に映りますが、横から見ると長方形に写ります。物事は、このガラスコップのように、見る角度が変われば見え方も変わってしまいます(ここまでは受け売りです)。介護という仕事も同様で、たとえば、生活援助で掃除しているヘルパーさんが、いつもじっとすわって無口な利用者さん(Aさんとします)の姿ばかりを見ていると、どうしても「Aさんは活気が無いなあ。」という印象にかたよりがちになると思います。でも、同じAさんと一緒に買物に出かけ、知り合いの買い物客と交わす会話が徐々に増えていく姿を見ると、「Aさん、だんだん元気になっていきはるなあ。」という実感を持つと思います。人それぞれ、その性格や生き様にもそれぞれ良い面としんどい面があります。しんどい面がしんどい結果につながらず、良い面を発見したり活かしていくことは、若く健常な人間でもなかなか自分ひとりでできる事ではありません。たくさんの人の目線やかかわり、そして言葉が必要になってくると思います。

 最近でも、家族および介護サービス担当者との話し合い(=サービス担当者会議)を通じて、利用者の新しい面を発見する機会を得ました。ケアマネージャーにとって、どのような立派な手引書よりも、そうした家族やスタッフの言葉は貴重です。利用者、家族、スタッフがより密に、そして有効につながるよう、努めたいと思います。

  「冬来たりなば、春遠からじ。」      by im

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