夏は細菌による食中毒が増える時期です なぜ夏場に食中毒が増えるのかというと、その理由の一つが食中毒を
引き起こす細菌の多くが、室温(約20度)で活発に増殖し始め、人間の
体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなるからです

また細菌の
多くはジメっとした湿気を好むため、湿度も高くなる梅雨頃

から食中毒が
増え始めます
食中毒予防のために食中毒予防の三原則を守りましょう 1、つけない(手や調理器具はいつも

清潔

にしましょう)
2、ふやさない(食品は室温放置しない

)
10℃以下では増殖がゆっくりとなり、-15℃以下では増殖が停止します

なお冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べる
ことが大切です

3、やっつける(しっかりと

加熱

しましょう)
※ただ一部の食中毒は熱に強い菌も存在します

以上の3点に注意して食中毒予防に努めましょう

そしてもう一つの理由は夏バテなどによる体の「
抵抗力の低下」です。
細菌が少量であれば、食べても胃液により殺菌され、食中毒は発病しません

しかし、大量摂取した水で胃酸が薄まっていたり、胃薬によって胃酸の
分泌が抑えられていると、十分に殺菌されず、食中毒になりやすくなる
こともあります

しっかりと栄養

を摂り、休息

し抵抗力

を身につけることが大切です