2012.02.12

最期のひと時とは・・・。

粟生逢花苑 入所/ショート その他 

   今月初めの寒さ厳しい夜に、お一人のご利用者様が旅立たれました。  数えで、102歳になられる男性のご利用者様でした。  最後の一息、その瞬間までお傍で、ご一緒させて頂くことができました。  特養フロアでは、ご利用者様とのお別れをしなければならない時が、  必ずあります。  悲しさ、つらさ、怖さ、そして感謝・・・、様々な想いや感情が巡ってきます。    人生の最期のひと時が、より良い瞬間であって欲しい。  そう願います。    この度、ご利用者様を看取ることができた職員は、その瞬間に何を感じたのか。  最期のひと時をより良い瞬間にするためにも、我々スタッフは日々、ご利用者様との  関わりや対応を振り返り、反省すべきは反省し、そして”今”この瞬間に何を  しなければいけないのかを考えていくことが必要だと思います。  特養フロアで過ごされた期間は、長きにわたる人生のほんの少しだけでしたが、  ご一緒にお時間を過ごせたことを大変光栄に思います。  ご冥福を心よりお祈り申し上げます。                     ごうろく

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