2008.11.30

機能訓練より

きずり逢花苑 お知らせ 

  12月となりこのところ急に肌寒さを感じるようになりましたね。この季節、手足の冷えにお悩みの方も多いと思います。特に女性の方は季節に関係なく冷え症でお悩みかと思います。そこで、今回は「冷え症」についてお話します。  「冷え症」の原因は血行不良によるものですが、その原因は様々です。「冷え症」は「冷え性」とも呼ばれます。これは体質に起因することが多いからです。女性に冷え症が多いのも、男性と女性との体質に違いがあるからです。 女性は男性に比べ血管が細く全身の筋肉量も少ない。これは血管が細いことで当然血流が悪くなりやすく、全身の筋肉量が少ないことで、基礎代謝量(熱量)が少ない。また、筋肉が働くことで血液を送るポンプの役割を果たすので、筋肉が少ないことで血液を送る力が弱いということにつながります。このほかにも低血圧や貧血も女性に多く、低血圧である為、全身に血液を送る力が弱い、貧血である為、血液量が少ない又は栄養されにくいということにつながります。また、ダイエットや体格に会わない窮屈な服装というのも冷え症の原因となっています。  これ以外にも自律神経失調症やコレステロール値の高い食事により、血液がドロドロとなって冷え症を起こす場合もあります。 冷え症は肩こり・腰痛・足のむくみ・倦怠感・頭痛といった症状を伴いやすく、先にも言ったようにその原因が血行不良によるものだからです。ゆえに血流を良くする事がその改善方法となるわけです。  まず、食事では栄養のバランスが摂れていることはもちろん、血行を促進する効果の高いビタミンEを積極的に摂りいれるのが良いようです。また、にんにくや生姜、唐辛子は新陳代謝を高めます。  次に運動ですが、最も私が有効と考えるのは、歩行です。単に歩くだけと思われがちですが、血流を良くするという意味で、重要な役割をしています。血液を送り出すポンプは心臓と足の筋肉が行っています。心臓が血液を送り出し、足の筋肉が収縮することで上半身への血液を送り返しているのです。全身の筋肉の7割が足の筋肉と言われているいます。よく運動不足なのでたまには運動しようとすると、腕立て伏せや腹筋運動、ジョギングなどのハードな」運動から初めがちですが、たいていは長く続くこともなく終わります。しかし、ただ歩く機会を増やすだけならば長く続けられるのではないでしょうか。現在では移動手段が多様化し歩行を行う機会が少なくなっています。運動不足により血行不良となっているものと私は考えます。  このように食事と歩行をバランスよく行っていくことで体質改善と基礎代謝の向上とつながり冷え症の改善に役立つのでは。

Related

関連記事

  • 2015/6/2

    6月のカレンダー作り

  • 2023/7/25

    今日は初めてのご飯(♡v♡)

  • 2013/2/26

    手つくりのうどんは美味かった

New

新着記事

  • 2025/4/15

    🐡神戸須磨シ―ワールド🐠・🍴ランチツアー🍴

  • 2025/4/10

    お花見週間🌸🌸

  • 2025/4/9

    今日のお昼は”焼き鳥”だー!!

ブログTOP

Contact

施設やサービスについてご不明な点がございましたら
こちらからお問い合わせください。