2013/4/22
人形劇 ~6Fより~
11月に入り、朝晩の冷え込みも増してきました
木々の葉も色付きを見せ、紅葉を楽しめる時期がやってきました。
少し遠出して、新鮮な空気・自然に触れてみたいものです
この時期心配なのが、季節インフルエンザ・風邪の流行です。
病気にかかると高い熱がよく出ますが、解熱剤は正しく使われていますか
風邪・扁桃腺・肺炎など病気が重いほど熱は高くなります。
熱の高さは、病気の重さのバロメーターとも言えます
解熱剤で熱が下がると、病気が良くなったような安心感があるのはそのためです
しかし、解熱剤は病気を治してくれることはありません。
逆に、病気を長引かせる場合もあります
発熱とは、ウィルス・細菌などの病原体が身体に侵入したとき、
これを排除しようとして起こる作用の1つです
ウィルス・細菌も熱に弱いため、解熱剤で熱を抑えてしまうと勢いを増して、
病気の回復が遅れてしまうこともあります
また解熱剤の種類も数種類あるため、他の薬(風邪薬・抗生剤等)と同じように、
病気に合わせて選択する必要があります。
解熱剤にも副作用・病気との相性があるため、
使用前に薬剤師さん・お医者さんに聞かれることをお勧めします
寒さも増すこの時期、体調管理をしっかりしていきましょう