今年も後わずか…
12月に入るとなにかと慌しく感じられます。
さすがに寒さも厳しく感じられるようになりました。
“冷え性”の方には辛い季節ですね。
最近、冷え性を訴える方が増えているそうです。
女性では過半数の人が“冷え”で悩んでいると言われています。
冷え性を改善するには、
・血行を浴する運動や入浴
・食事の改善
が、必要となっています。
エネルギー(熱)は、主に身体の筋肉で作られる為、
筋肉の発育が悪くなると熱生産を弱め、“冷え”を感じやすくなります。
特に女性ではホルモンとの関係が深く心身状態に大きな影響を及ぼすと言われています。
また男性では、ホルモンの変化が比較的安定しているため、“冷え”は少ないと言われていますが
環境の変化、高年齢化によって増える傾向にあると言われています。
長い間、東洋医学の世界では<陰と陽>のバランスが基本となり、
食べ物や生薬は<寒・涼・平・温・熱>の5つの性に分け、
症状や体質に併せて、食べたり、処方されたりしてきました。
食べ物を例に挙げると“冷え性”の改善には、
身体を冷やす食べ物(柿・きゅうり・すいか・トマト・茄子・蟹・醤油etc.)を減らし、
温める食べ物(餅・ニラ・かぼちゃ・桃・さくらんぼ・海老・肉類・にんにく・唐辛子etc.)
を多く取るようにすると良いと言われています。
*ただし、食べ方や調理方法を変えることで、冷→温に変えることもできるので、
バランスよく取ることが大切です!
暖かい地方や夏に取れる野菜、果物は身体を冷やす作用があり、
寒い地方や冬に取れる野菜、果物は身体を温める作用のものが多いようです。
食べ物への気配りや軽い運動を日常の生活に取り入れ、
まだまだ続く寒さに負けない身体作りをしてよい年をお迎え下さい。