昔々、とある介護施設での話突如、目の前に現れた当時38歳(やったかな)のちょっとひと癖あるヤンチャな感じのお姉さん(ぶっちゃけおばはん) 口が悪く、ガラも悪く、酒癖も悪く、偉そうで傲慢自分に甘く、人にめっぽう厳しいそのくせ、意外と面倒見がよく、やさしいお姉さん(おばはん) 必死になって仕事を教えてくれて、ミスをかばってくれて、掃除ばっかりしてたお姉さん(おばはん、もぉええか) 夜勤で一緒だった時に作ってきてくれたタラコスパゲティー 最高にマズかったのを今でも覚えている。 どうしようもなくヘコんでたとき、電話してきてくれて、あんまり言ってる意味が分からなかったけど、必死で元気づけてくれた 一生忘れない 職場の人の結婚式で、新郎の友人と酔っ払って口げんかしてたよね(はずかしかったゾ・・・) そんなお姉さんがほんとに大好きでしたもう15年くらい会ってなかったけど昨日久しぶりに会うことができた。 お姉さんは病院のベッドで寝ている。 でも話しかけると覚えていてくれた。 少し笑ってくれた。 名前を呼んでくれた。 右手は動かないが、左手を必死に動かしてくれた。 動かない右手を握った。 泣きそうになった。 あなたには数えきれない恩がある。 まだ返せていない。 相談したい大事な話がある。 聞いてほしい。 時間はかかるだろうけどみんな待ってるから。   あの時の結束はまだここにある。 元気になることを祈る。 エース

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