2020/6/6
🍅トマト🍅
こんにちは!菜乃花リハビリテーション部門ブログ担当です。
前回はピックアップ歩行器の紹介をさせていただきました。
今回は歩行器から杖に移っていきますが、まずは菜乃花に準備している練習用の杖の紹介をさせていただきます
当施設では利用者さま一人一人の身体状況や生活環境に応じて、最適な杖を選んでリハビリや施設内生活に活用しています。
左から多脚杖(4点杖)、一本杖(T字杖)、ロフストランド杖という名称です。
以下軽く紹介をしますね
①一本杖(T字杖)
最も一般的なタイプの杖です。
握りやすいグリップと軽量な構造で、バランスが少し不安な方やちょっとした補助が欲しい方に適しています。
折り畳み式のものもあり、近年のものは概ね長さの調整機能がついています。
②多脚杖(4点杖等)
杖の先端が複数の足で支えられており、安定感が高いのが特徴です。
片麻痺や足腰の筋力が弱い方、バランスを崩しやすい方に使われることが多く座る・立つなどの動きを安定させる場面でも使用されます。
③ロフストランド杖(前腕支持杖)
前腕部分にも支えがあるタイプで、腕全体で体を支える構造をしています。
両手で使用される方や、筋力やバランスの問題が大きい方に適している杖ですね。
杖はただ「歩くための道具」ではなく使う人の生活を支え、安心を与える大切なパートナーです。リハビリスタッフが状態に応じた杖選びや使い方の指導を行っていますので不安なこと、分からないことがあればいつでおご相談ください。
次回から杖歩行の実際に移っていきますのでお楽しみにー