2020/7/7
七夕🎋日頃のご様子✨老健2階
こんにちは!
老健ブログ担当者です😊✨
9/1は「防災の日」。日本において「政府、地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資する」ために制定された防災啓発デーです。
毎年、この「防災の日」である9月1日を含む8月30日から9月5日までの1週間を防災週間として、「防災知識の普及のための講演会、展示会等の開催、防災訓練の実施、防災功労者の表彰等の行事」が地方公共団体その他関係団体の緊密な協力を得て全国的に実施されています。
この時期は私たちが災害への備えを見直し、命を守る行動を考える大切な機会です。高齢者施設においても、入居者様の安全を守るため、日頃から様々な備えを行っています。その中でも、非常食の常備は欠かせない取り組みのひとつです。
当施設では、入居者及び関係者の人数を考慮し、1日3食3日間の非常食を備蓄しています。
災害発生後約5時間以内には1回目の食事提供ができるよう、災害時献立をあらかじめ作成しています。
飲料水は1人1Lと少なめに設定、その代わり食事で水分を十分確保できるように調理に水を多く使用するフリーズドライ製品を採用しています。
”非常食=見た目が良くない、美味しくない”というイメージですが、当施設で採用している非常食は色・味・香り・栄養バランスなど全て閉じ込めて水分だけを取り除いた製品の為、災害時にも普段と変わりのない美味しい食事を提供することができます。
引用元:https://www.sei-inc.co.jp/product
このようなシチューなどの比較的食べやすい非常食を備蓄しているので、ほとんどの入居者様は形態加工せずそのまま食べることができますが、咀嚼や嚥下の力が弱い方には、すり鉢やすりこ木などの調理器具やトロミ剤を用いて食事形態を調整してから提供します。
非常食の備蓄は、単なる物資の準備ではなく、「もしもの時に、誰かが自分を守ってくれる」という安心感につながります。私たちはこれからも、入居者様の命と心を守る為に、日々の備えを大切にしてまいります。
備えは大切ですが、非常食を必要とする状況が訪れないことを心から願います。
以上、ブログ担当者でした🙋♀️🙋♂️