2024/3/1
3/9(土) 福祉の就職総合フェアSPRING in OSAKAに出展
特別養護老人ホームしそうの杜で実習中のベトナム人職員が、介護福祉士国家試験に合格しました。
彼女は、青山メディカルグループが「介護人材育成」を目指して創設した「青山介護奨学金留学プログラム」に参加し、日本での留学と技能実習を経て、介護福祉士の国家資格を取得しました。
2019年に当法人の日本語学校「Aoyama Hope Academy」に入学し、1年間の日本語学習を経て、技能実習に転向しました。技能実習期間(2024年1月に技能実習2号修了予定)中に、しそうの杜で実務経験を積み、介護福祉士国家試験の受験資格を得ました。そして、2023年1月に行われた介護福祉士国家試験に見事合格し、国家資格を取得しました。
当然のことながら日本語で試験が行われる介護福祉士試験は、外国人にとっては高いハードルで、介護福祉士養成を前提としたEPAプログラムでも、合格率は5割程度。ましてや、介護現場で3年間の実務経験を積みながら、プライベートの時間を割いての猛勉強が必要な技能実習生が合格に至ったケースは全国的にもまだ珍しく、快挙と言えます。
今後も、日本での生活や仕事に慣れ、利用者の方々に貢献できるよう、精一杯努めていくことでしょう。しそうの杜の職員一同、彼女をサポートしながら、共により良いサービスを提供していくために尽力してまいります。
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