2024/11/5
11月お庭カフェ🍂
その日はいいお天気でしたが、梅雨入りして
すっきりしない天気が続くと、体調も崩しやすくなりがちです。
今回は、高齢者の「かくれ脱水」についてのお話です。
「かくれ脱水」とは、脱水症になりかけているのに
本人や周囲がそれに気づかないため、有効な対策が
取れていない、脱水症の一歩手前の状態のことです。
高齢者はもともと体液が減少傾向で、
水分や塩分摂取に重要な食事の量も低下しがちです。
また発汗による体温調整機能が十分機能せず
脱水症を起こしやすい状態にあると言えます。
「かくれ脱水」の段階で早めに気づき対策をとっていく
ことが、暑い季節を元気に過ごすための基本です。
外気の暑さと、冷房の効いた電車やお店の中との
温度差などに注意しながら、脱水症の予防法について
考えてみましょう。
●脱水症予防のためにできること
・体温調整できる服装を心がける
(基本は薄着で、スカーフや上着で調整する)
・扇風機などを使い、室内の空気を入れ替える
・我慢してクーラーを止めるなど、無理な節電をしない
・温度計を見て、高温多湿を避ける
・エアコンをつけたら、濡れタオルをかけたり
観葉植物に水を与える
・栄養バランスと量を考えた規則正しい食事を摂る
この夏は「かくれ脱水」に注意して元気に過ごせるよう
心がけましょう。