
希望の丘では、定期的に内部研修を行っています


毎回、職員が講師となり、介護に関する様々な問題について学びます

今回のテーマは

食中毒

です。
食中毒とは……食べ物や飲み物を口にする事によって起こる腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの健康被害をいいます。

※大阪府発行の「食中毒を防ぐには 食品衛生講習会テキスト」より
希望の丘では、ご利用者様に提供するお食事は、栄養士の管理のもと厨房で作られていますが、
おやつ作りの行事や、夏の納涼祭の時など、職員が直接食べ物に関わる事もあります。
食中毒は、若い人なら1日や2日で治る事も多いですが、高齢者の方々は抵抗力が弱いので重篤化するケースがあります。

皆さんは、食中毒の原因となるものは、どんなものだと思いますか

…………正解は

①鶏卵 ②魚介類 ③肉類 ④人間の手指 です。
魚介類では、カキが有名ですね。肉類では、牛肉のユッケなどが危ない

そして人の手からうつる事もあるんです。これを二次汚染といいます。

ふむふむ…………資料を読む目も真剣です。
食中毒予防の三原則!!
1、細菌やウイルスをつけない 2、細菌やウイルスを増やさない 3、細菌やウイルスをやっつける
まずはしっかり手洗い!食品を調理する際はしっかりと過熱をし、早めに食べてしまいましょう。
使用後のまな板や包丁は消毒をして清潔に……
食中毒を引き起こす細菌には、サルモネラや腸管出血性大腸菌(O-157など)がありますが、
介護施設などでたびたび発生し深刻な健康被害が出ているのが……

ノロウイルスです!


原因は生カキと言われていますが、食中毒になった人の吐物や排泄物から空気中に拡散し、周囲の人にも移る『感染症』でもあります。
人との接触や空気でも感染する…恐ろしいですね

普段から身の回りの環境の清潔を保つことが大事です。我々職員も、日々細心の注意を払っていきます!
これから気温も上がり、ますます食中毒が起こりやすい時期……
皆様も気をつけて下さいね

広報委員より