2013.06.15

☆内部研修☆

特養あかしあ ブログ 

 先日、職員を対象にした、内部研修が行われました 毎回、決まったテーマについて皆で学び、理解を深めます。 今回は『褥瘡(じょくそう)』です 褥瘡とは、体の一部分が圧迫を受け続けると、皮膚組織に栄養が行き届かなくなり、発赤や水ほう、腫脹、びらん、潰瘍ができる状態のことです。ひどい場合は筋肉や骨が懐死してしまう、きけんな状態です。 私たちは、寝ている時、無意識に寝返りを打っています。長時間イスに座っている時は、『お尻が痛いわぁ』なんて言いながら、背伸びをしたりお尻を動かしたりできます。 しかし、ご利用者様は、ご自分で体を動かすのが困難であったり、ご病気をお持ちの方がほとんどです。寝ている時、座っている時に、長時間同じ時勢でいると、一か所に体重が集中し、褥瘡になるリスクが高まるのです。また、栄養が十分に摂れていない、ということも大きな要因の一つです。 今回は、実際に職員も車椅子に座り研修を受けます! リクライニングタイプ、介助用タイプ、自走用…様々なものを用意。 配られた資料を読みながら、なぜ褥瘡が起こるのか、どうしたら防げるのか、改善方法を学びます。 看護士も参加し、実際に入居されているご利用者様についてケア方法を考えます。 しばらくして……『ずっとその姿勢で座っているのはどうですか??』 車椅子チームに尋ねてみると、 『疲れますね、無意識にお尻を動かしています』と苦笑い。 やはり少しの時間でも、体への負担は感じられるようです。ご高齢のご利用者様であれは、なおさら強く感じておられると思います。 私たち職員は、褥瘡が発生する危険を少しでも減らし、ご利用者様にリラックスして日々を過ごして頂けるよう、様々な道具や技術を用いて、これからも努力していきたいと思います                                                     広報委員より

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