2014/3/29
開花宣言！
やまさき白寿園は今日で開設33周年を迎えました。
33年前は介護保険はまだ制定されておらず措置の時代でした。
開設当時、介護について知識や経験のない所謂「普通の家庭の主婦」だった人が
職員の大半を占めていました。
素人集団ではありましたが、当時からご利用者様に対して、
「誠実に」「真剣に」「心を込めて」
接していたと聞いています。
そして、先月末、白寿園と共に33年間を歩んできた職員が引退しました。
その職員は、ご利用者様に対して正面から向き合い、
決して表面的なやさしさではなく、本当に心のこもった対応でした。
その姿を見ていると、「介護ってその人の人間性がもろに出る仕事だな」と
つくづく感じます。
歳を重ねても、
いつも前向きで、活動的でパワフルで（SMAPのコンサートをはしごしてましたね！）、
負けず嫌いでちょっぴり気が強いけれど、
謙虚で、他人の言葉を重くとらえるところもあり、
他人を正当に評価できる人で、
ユーモアがあって、
頭の回転が速くて誰もまねできない言葉のやりとりがあり・・・
本当に魅力的な職員でした。
完璧ではなくとも、皆から尊敬される一面を持つ職員でした。
これまで沢山の職員が色んな形で白寿園を去っていきましたが、
これ以上幸せなキャリアの終え方はないなあ・・・と
心から思います。
一人でも多くの職員をこんな風に送り出せる職場づくりをめざします。
33年間本当にありがとうございました。
感謝の言葉しか思い浮かびません。
どうぞお元気で・・・
職員の引退もあり、寂しさを感じながらの33周年ですが、
気持ちを新たに
施設の設備は最新でなくとも
サービスの中身が老朽化することがないように、
1日1日を大切にしていきます。