社会福祉法人 恩徳福祉会

  さて、いよいよ8月に入り、我がメルヴェイユ吹田では、近づく納涼祭の準備が 着々と進み、すっかりお祭りムードが漂って参りました 8月29日（日）の開催が今から待ち遠しいのと同時に、 ご利用者様とご家族様に楽しんで頂けるか、何事もなく無事に終わることができるか、 心配でもあります。 当日は一般のお客様の参加もOKですので、皆様お誘い合わせのうえ、是非遊びに来てください さてさて、納涼祭の事はこれぐらいに致しまして、このブログを通し、 介護チーフをさせて頂いている僕の介護観みたいなものをお伝えさせて頂きたいという 衝動に急に駆られてしましました。 お読み頂いてる途中でうっとうしいと思われましたら、この文章を飛ばして頂いて、 下の5階の文章へとお進み頂けたらと思います。 僕が介護職をさせて頂いてちょうど5年が経ちました。 メルヴェイユ吹田に勤めて3年目、それまでに有料老人ホームと老人保健施設での 勤務をしてきました。 このたった5年の間にもいろいろな経験をさせて頂きました。 たくさんのご利用者様にもお会いしました。 たくさんの介護職員の方にもお会いしました。 この5年間で自分自身もすいぶん変わったなと思います。 それが成長なのかなんなのかは自分ではわかりませんが、間違いなく 変わったという実感があります。 僕は、出会った人からは誰しも少なからず何らかの影響を受けると思っています。 いいも悪いも、です。 だとすれば、どうせならいい影響を受けたいと思っていますし、 いい影響を与えられる人になりたいと思っています。 自分がいい影響を与えられる人になっているとは全然思えませんが、 この5年間でいろんな方からいい影響を受けてきたと思っています。 そして、人からいい影響を受けようと思うのならば、その人の事を よく知らないといけないと考えるようになりました。 その人に興味を持たないと、いい影響を受ける事は出来ないと思っています。 逆に、いい影響を与えられるような人になろうと思うならば、 自分に興味を持ってもらえるようにならないといけないと思います。 この考えがそのまま、僕の介護観につながります。 ご利用者様おひとりおひとりの事に興味を持ち、その方の事をよく知らないと、 自分にも興味を持ってもらえるようにならないと、いい影響を受けることもなければ、 いいサービスを提供することも出来ないと思っています。 そして、その為にはよく話をする事。これに尽きると思っています。 自分の事をしゃべるのではなく聞く事。聞くというよりは聴く事、耳を傾ける事ですね。 ですので、僕はご利用者様の声を聴くように、一緒に働く仲間の声を聴くように、心がけています。 そして、“よく話を聴いてくれる人”という興味を持って頂けたらと思っています。 僕はいろんな人の声に耳を傾け、介護という仕事を通して自分自身がいい影響を 受けて成長し、いい影響を与える事の出来る人間になりたいと思っています。 一生懸命に耳を傾けているつもりでも、その事が相手の方には伝わらず、 信頼関係を築くことが出来ない事も多々ありますが、メルヴェイユで働く職員同士が いい影響を与え合い、ご利用者様にいいサービスを提供できるようになるのが、 僕の介護チーフとしての目標です。 その目標に対し、現在の自己採点は12点ですけどね