2009/1/6
新春 ゲーム大会
「何度も同じ訴えを繰り返す」というのは
認知症の症状のひとつです。
不安な気持ちが積み重なって起こるものです。
「一人でいるのが怖い」
「誰かそばにいて欲しい」
という気持ちから、気を引こうとして、同じ訴えを繰り返します。
記憶力の低下や判断力の低下も原因のひとつになります。
ご飯を食べた事を忘れたりして、何度も食事を要求したりします。
✖気持ちを理解できない⇒訴えを否定する⇒否定されたという「不愉快な気持ち」だけが残ります。
これはしてはいけない対応方法です。
○気持ちを理解する⇒訴えを否定しない⇒明らかな間違いもすべて受容することからスタートする。
そうすることで
≪不安・ノイローゼ・介護抵抗・幻覚や妄想・睡眠障害・依存・徘徊・不潔行為・暴言・暴力≫
などの症状が緩和します。
【介護の対応次第で無くせる心理症状・行動障害】
理屈に合わず現実ではない事も、本人にとっては本当の事なので、すべて肯定しましょう。
「そんなことはない」「自分でできるでしょ」「おんなじ事ばかり言って」などというのは、自分の事を否定されたと感じるので禁物です。