2009.06.08

看護より

メルヴェイユ 看護部より 

曇りや雨の日が増え、梅雨のような天気が続いています 昼間は蒸し暑く感じることもあります 自宅ではまだ使用されていないかもしれませんが、冷房を入れだした職場も多いことだと思います。 この時期、足の冷え性でお困りの方も多いはずです 最近ブームになっている足湯は、体験されたことはありますか いつでも気軽に出来るということで人気があるようです。 今回は、足湯の効能についてお話します 足湯とは、足のくるぶしより少し上(指3本くらい)まで お湯(38~42度)に漬け、身体を温め血行を良くし、体内の老廃物代謝を高める健康法。 自律神経も安定し、心身ともにリラックスさせる効果があります 下半身の血液循環改善  足先は冷えにより、血液循環が減少しやすい場所(足の血流低下)  老廃物が溜まることでむくみが起こり、進行していくと、静脈炎・静脈瘤の原因にもなります。  また、冷えは腹部内臓の血流にも影響し、内蔵機能の低下、老廃物の蓄積にも繋がります。  暖めることで、予防・改善が図れます 肝臓を効率よく働かせる  人体は一定の体温を維持するために、常に内臓から熱を発生させています。  中でも肝臓が最も熱発生に関与しています。  しかし、足湯を行うことで体外から熱供給できるので、  肝臓での熱発生の仕事量が減り、肝機能に余力が出来ます  その分、体内の老廃物の解毒・免疫細胞へのエネルギー供給、  脂肪などの栄養素の分解、蛋白質合成など肝機能の活性化へ繋がり、  痩せやすい身体・風邪を引きにくい身体作りに効果的です 足湯を行うと、腫瘍の発生を抑える働きを持つ『NK細胞(ナチュラルキラー細胞)』の  活性度(ガン細胞を殺す作用)が増したとの報告もあります 足湯は万能の健康法とも言われ、むくみ・肩こり・不眠症・冷え性・低血圧・ストレスなどの 身近な症状の改善に役に立つもののようです ただし、高血圧・心臓病・糖尿病など持病のある方は医師との相談が必要です。 リラックスタイムに加えてみてはどうでしょうか

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