2011.01.27

胃食道逆流症(逆流性食道炎)について

メルヴェイユ 看護部より 

 最近増えてきている胃食道逆流症(逆流性食道炎)は、胸やけや 酸っぱい物が上がってくる、げっぷ、時には喉の痛みや声がれ、喘 息様の咳などの症状があります。内視鏡検査で診断され、食べ過 ぎや生活習慣病、ストレスにより起こると言われています 胃液は強い酸性のために、これが食道へ逆流して食道の粘膜に 炎症を起こす病気です 原因胃液の逆流を防ぐ機能の低下       食道や胃の蠕動運動の低下       腹圧の上昇(肥満やお腹の締め付け)       胃液の分泌増加       食物摂取量の増加や脂肪分の取り過ぎ等です。 治療酸性分泌抑制剤、制酸剤などが併用して使用されたり、       消化管運動機能改善剤が使用されます。 日常生活で気をつけること       ①重いものを持つ等をやめる。     ②脂肪分の多い食べ物や甘いもの、柑橘類、香辛料      アルコールやたばこ等の嗜好品は胃酸の分泌を高めた      り、胃内での停滞時間が長くなり逆流しやすくなります。      夕食はあっさりしたものをほどほどに食後、1~2時間は      横にならないようにすることも大切です                                                               看護部より      

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