暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は作業療法の実施風景を掲載いたしました。
ご覧いただくと、座った姿勢で右手を用いて小さな輪を細かい柱に通す作業の様子がみてとれると思います。これは単に作業を行っているだけでなく目的があり、いくつか挙げてみますと
?体(右手)と対象(細い柱)との距離感を養う。
?座っている姿勢の安定(胸を張って腰を伸ばす)
?自分の意思で体(右手)の動かせる範囲を広げる。など
他にもいろいろとありますが、主な目的としまして、以上の3つが挙げられます。
そして同様の作業を繰り返し行うことで、例として前方にあるタオルを手にとって顔を拭く。服を手にとって着る。など、日常生活において必要な実用動作の獲得につなげていくことが作業療法(リハビリ)を実施していくうえでの最終的な目標となります。
今後もご利用者に様々な内容の作業療法を提供することで、『~ができるようになったよ!』などお喜びの声がたくさん聞けるよう、努めて参ります。
ちなみに、作業療法につきましては以前にも同コーナーにて紹介いたしておりますので、今回とあわせてご参照していただけると幸いです。