2014.11.09

排泄の勉強会

メルヴェイユ 介護チーフ 

介護部では 職員のかたお一人お一人が着実にステップアップ出来るように、 対象者を『入職一年目のかた』     『介助技術に不安のあるかた』     『ユニットリーダーのかた』 などと特定し、 それぞれに該当する職員のかたに参加して頂ける 勉強会を多数企画し、実行していく事になりました。 その第一弾として現在実施中なのが、 介護部マネジャーである僕、 辰巳が講師としてさせて頂いている 『排泄の勉強会 ステップ1』です。 ①ひとが一日に失う水分量・一日に摂取する水分量の理解  そこから算出されるご入居者様に一日に飲んで頂きたい  水分量の把握 ②高齢者のかたの  一日の排尿量・一回の排尿量・一日の排尿回数の理解 ③上記2点を把握した上での各種排泄用品の性能の理解と比較 これらの内容を、 座学+実際に 各種のパッド・リハパン・オムツに水を吸収させてみる事で 実感して頂くというのを目的としています。   実際に、水を吸収させた後、 どのくらいの時間で表面がさらさらになるのか。 どのくらい吸収させたら当てている人は不快感を覚えるのか。 どのくらいの吸収量だとどのくらいの重さになるのか。 それぞれの排泄用品がどのくらいまで吸収できるのか。 これらを実感して頂く為には、 参加したみなさんに体験して頂く必要があるので、 僕が時間の都合がつく日に突然お声かけして、 参加できますよというかた数名づつに 来て頂くという形を取っています。 5日間実施して延べ30名の方が参加され、 みなさんの反応は上々です。 このステップ1を踏まえた上で、 実際の排泄介助にどのように活かすのかという内容は ステップ2で、と思っていたのですが、 参加されたかたの中には それぞれのパッドの吸収量を的確に掴んだ事で さっそくフロアで排泄用品の見直しに 取り組んで下さっているかたもおられたりして、 すごいなぁと喜んでいます。 僕自身も今回の勉強会を準備している段階で それぞれの排泄用品の実際の吸収量の把握が出来たので、 夜勤中に各ご入居者様により適切なパッドはどれだろう? と考え、試させて頂いたりしていました。 お一人お一人の排尿量や回数などの傾向を掴み、 不快な思いをされるギリギリのラインを見極め、 適切なものを使用する事で 夜間帯の安眠につなげる事が出来る というのを実感しました。 出来る限り全職員のかたにステップ1に参加して頂いた上で、 よりご入居者様へのサービス向上につなげられる為の ステップ2へと進めていこうと考えています。 ちなみに同時進行で、 ベテランの女性職員のかたお二人に講師を依頼して 『生活援助技術勉強会』を準備中です。 内容は 洗濯物の干し方・たたみ方、 洗面台・キッチン周り・浴室の掃除のしかた、 洗い物の洗い方のコツ、 などなど。 気軽に参加出来て、楽しみながら学べて、 実際の業務に役立つ勉強を みなさんと一緒にやっていこうと考えています。 介護部マネジャー 辰巳  

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