2013.07.01

ゲゲゲの一泊旅行 ~その参~

メルヴェイユ 入所/ショート 行事報告 

  二日目の朝。 目覚ましよりも早くご入居者様が起きておられ、 ぼくもなんとなく察知して目が覚めました。 昨晩、温泉に入らず就寝されたお二人をお誘いすると、 「せっかく来たんやから入ろ!」 という事で、6時前から朝風呂に行きました。  朝の露天風呂に    ご満悦のK様・Y様  
※ お二人とホテルの許可を得て撮影しています。 お二人とも、 露天風呂に気持ちよさそ~に浸かっておられ、 ものすごくいいお顔をされていました。 朝食時にお聞きしたところによると、 女性陣も朝風呂に入っておられたようで、 中には事前に予約して貸切風呂を楽しまれた方も おられたとの事でした。 ぼくが旅行で一番楽しみにしているのが ホテルの朝食なんですが、 今回はしじみのお味噌汁が絶品! ご飯大盛りを二杯、お味噌汁を4杯おかわりしました。 ぼくほどではないですが、 みなさんもお味噌汁をおかわりされていました。 食後は各自お部屋に戻り、出発の準備です。 男性チームはいち早く身支度を整え、 チェックアウトを済ませました。 ほどなく女性陣も玄関から出てこられましたので、 すぐ横の海をバックに集合写真を撮りました。 美味しいお食事と最高の温泉を堪能させて頂いた 『皆生シーサイドホテル』を後にした一行は、 二日目の目的地である、 境港市にある「水木しげるロード」へと向かいました。 二日目も道中の景色がぼくには心地よく、 ”鳥取ええなぁ~” って勝手に感慨にふけっていたら到着。 まずは『水木しげる記念館』へ。 水木しげる氏は、 言わずと知れた『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親。 境港の出身だそうで、 NHKの朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』でも 再び脚光を浴びる事となった、 現在92歳の現役の漫画家です。  鬼太郎と目玉のおやじと  アウトレイジビヨンド施設長
 水木しげる  が創造した  妖怪たち
  おばけの真似をするO様
 この記念館がかなりのくせもの。  全員が展示物の一つ一つに興味津津で、  添乗員のGoToさんの予想を超える  滞在時間となっちゃいました。  ぼくも水木しげるという人物そのものの魅力に  すっかり引き込まれ、  子供の頃に何故かおうちにあった  『水木しげる 妖怪大百科』を売店で買っちゃいました。     わりとフレンドリーな猫娘 『水木しげるロード』はこの記念館を含む、 約800mの商店街の名称です。 全部で153体もの妖怪達のブロンズ像が立ち並び、 売ってる商品は鬼太郎関連のものだらけという、 町全体が水木しげるの世界です。 アーケードを歩いていると ねずみ男に遭遇なんて事も日常茶飯事です。 男性陣は記念館を出てからはちょっと退屈そうでしたが、 女性陣はショッピングに夢中のご様子でした。 結構な滞在時間ですっかりお昼になってしまいましたので、 昼食を食べる為に車で移動、 近くの海鮮市場にあるレストランで 旅行の締めくくりのお食事をとりました。 海の幸で始まって最後も海の幸。 カニの身を一心不乱にむしりながら、 ふと、 ”今回は全く、     「多いけど残すの嫌やから食べて」                 って言われへんかったなぁ” って思いました。 よくよく思い返してみたら、 今回の旅行は ほんとにみなさん、よく食べておられたんですよね。 過去2年間はお腹がパンパンになるほど ぼくのところにいろんなものが回ってきたので、 ちょっとその覚悟もしつつ、期待もしつつだったんですけど・・・ みなさんやっぱり美味しいと感じておられたんでしょうね。  海鮮市場の駐車場にて     境港~米子周辺は  至るところに鬼太郎が。   
昼食後も女性陣は市場でおみやげを買っておられました。 ここの市場から車で移動して、 もうひとつ、 いろんなお菓子が売っているところに寄って、  (そこでも女性陣はおみやげを買っておられました。) それから高速道路で鳥取を後にしました。 帰りの車中はさすがにみなさんお疲れになられたのか、 ほとんどの方がウトウトとしておられました。 ぼくは何故だか元気で、 職員のヒロシさんとおっさん同士でいろんな話をしながら あまり眠気を感じずに運転を続ける事が出来ました。 途中、サービスエリアで休憩を取りながら、 スムーズに戻ってきていたのですが、 最後の最後、 宝塚トンネルでの故障車による 渋滞に巻き込まれて最悪の事態に。 下道に逃げたり、また高速に戻ったりで、 16:30頃に施設に戻る予定だったのが、 結局帰ってこれたのが20:00ちょっと前でした。 仕方のない事とは言え、 参加されたご入居者様はほんとにお疲れだったと思います。 ですが、 車から順番に降りて頂いていると、 「ご苦労さん。ほんとに楽しかったわ。」 というお言葉をみなさんからかけて頂き、 心の底からホッとしました。 笑顔でフロアに戻られるみなさんを見ながら、 ”今年もやって良かったなぁ” と思いました。 同行された職員の方々も同じような気持ちだったと思います。 これだから介護職、やめれないんですよね。 みなさまお疲れ様でした。 鳥取一泊旅行、最高でした!

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